気軽に冗談を言いながら付き合えるのが大阪府民ですが、信用度の点ではワースト１位なのが、大阪府の県民性です。
それはたぶんにお喋りというイメージがあるからなのかもしれません。
確かに、良いこと悪いことの区別無くペラペラと喋ってしまう性格であることは当たっているかもしれません。しかし、気分を和ませるという点では、大阪弁という特殊な能力が発揮されるので、大阪府民がいるだけで楽しい会合になります。

京都府民は、伝統を重んじる割りに他人に干渉されることを極端に嫌い、他人には無関心です。
とにかく干渉されることなく、自由にやりたいことを貫き通したいという頑固さがあるのが、京都府の県民性です。
また、後継者を決めてしまうと、即隠居し、老後を楽しむという、人生の切り替えが出来るのも京都府の県民性です。

兵庫県民は、新しくても良いものなら素直に採り入れる、挑戦的な性格です。
日本のファッションは神戸から始まるというぐらいですから、偏見を持ったりすることが少ないのが兵庫県の県民性です。
しかし隣の大阪府民に比べ、兵庫県民は貪欲さが足りません。世の中をのし上がろうという迫力が感じられません。地元が居心地が良いので、冒険する人が少ないのも兵庫県の県民性です。

滋賀県民には、近江商人というイメージがあります。
そうした近江商人気質の、勤勉で努力家、その上ソロバン勘定もしっかりした性格が、今でも滋賀県民には残っているようです。
滋賀県民が近江商人の気質を継いでいるとは言っても、現在では、全国を股にかけて商いをダイナミックに展開する元気はないようです。現在は、豊かな環境に恵まれて平穏に落ち着いた生活を楽しんでいるように見受けられるが、滋賀県民の県民性です。

奈良県民は、性格的に温和であり優しいので、とても人に好かれやすいです。
しかし、奈良県民は辛抱や努力することよりも他力本願な気質があり、自分から進んで問題を解決しようというガッツがありません。
ただその他力本願は、とても計算高いところがあり、相手に結論を導き出させる手腕は並ではないのが、奈良県の県民性です。

和歌山県民は温暖な土地柄からのんびりした人が多いと思われています。
確かに紀南の人はその傾向がありますが、紀北になると大阪府民の気質が入り込んで、気さくなきびきびした性格の人が多いです。
和歌山県民は、地味で真面目ですが、冒険心や一発狙いなところも隠れている為、大物に化ける可能性もあります。こうした正直さゆえか、和歌山県民は、人に利用されたり騙されたりする傾向があり、家庭内のトラブルが多々あるのが、和歌山県の県民性です。