「名器」とは

【名器(めいき)】とは、俗に、性行為の際に、男性側に強烈な性的快感を覚えさせる膣を、男性にとって優れた内臓器、交接器という意味で「名器」という。
次の必要条件を満たすものであるとされる。
(1)膣分泌液が豊富潤沢で、分泌が長く持続すること
(2)膣内壁の皺襞、疣贅が起伏に富み、挿入された陰茎に密着しこれを適度に圧締すること。これには俗にさらに細分されることがあり、「愛宕山(あたごやま)」「磯巾着(いそぎんちゃく)」「数の子天井(かずのこてんじょう)」「鴨の嘴(かものはし)」「巾着(きんちゃく)」「三段締め(さんだんじめ)」「蛸壺(たこつぼ)」「二段締め(にだんじめ)」「ミミズ千匹(みみずせんびき)」などと形容される。
また、俗に「上付き」の女性が名器の持ち主であるとされるが、これは日本人女性に上付きが稀であるに過ぎない。
膣口と肛門との距離は平均約4cmであるといい、それよりも長い(膣口が腹側に近い)場合に「上付き」と言い、それよりも短い(膣口が背中側に近い)場合に「下付き」と言う。